利用料金なしで日替わり彼女とデート

とっても惨めな気分になってしまったレンタル彼女、この経験を仲良くしている同僚に話してみることにしました。
きっと馬鹿にされてしまうのは間違いがないのでしょうが、何となく心に留めておくのも辛いものがありました。
そもそもデブで非モテな自分が、デートをしようと思ったのが間違いなのかもしれませんが、とにかく誰かに話して少しスッキリしたいという気持ちがありました。
会社の中でも一番仲が良い同僚に、この話をしてみたのです。
「随分と金使いこんじまったんだなぁ」
「んー、最初は楽しいと思っていたんだけどねえ、だけど請求された時に物凄くがっかりした気分になっちゃってさ」
「初デートがさんざんだったってやつか」
「うん、やっぱり自分には無理なのかもしれないよ」
何だか脱力感でいっぱいな気分で、元気なく会話を続けていきました。
「もっといい方法はあるよ」
「いい方法?」
「俺はさ恋人とか面倒くさいから特定の女作らないんだけど、それでもたまにはデートとかセックス楽しみたいからね。
出会い系サイトで日替わり彼女を作って楽しんでるよ」
「出会い系?」
出会い系サイトと言うのは、恋人探したりセフレを探すことができるのは理解していますが、日替わりの彼女とは何なのか分りませんでした。
「日替わり彼女ってなに?」
「食事だけとかさ、デートだけで会うことができる女を見つけてデート気分を味わうってやつね。
たまにセックスさせてくれる子もいるからね、それなりに楽しめるんだ」
「エッチも大丈夫なの?」
彼が楽しんでいる日替わり彼女、これはレンタル彼女よりもはるかに良さそうに感じてしまいました。
「料金だって分らないからね、デート代だけだよ」
莫大な利用料金を支払うことなく、女性と気軽なデートを楽しめる。
何と素晴らしい関係だと思えたのです。

レンタル彼女の利用料金を支払いして

最初に決めたデートプランの通りにまずはカフェでお茶を飲みながらお喋り。
こんなにキュートな女性と二人きりで正面切って会話をするなんて初体験でした。
ドキドキしてなかなか顔を上げられないけれど、彼女の方は慣れた様子で優しい微笑みを浮かべながら会話をしてくれます。
物凄い幸せな気分を味わっている自分がいました。
とにかく、笑顔がチャーミングで心を鷲掴みにするような魅力を讃えているのです。
こんな女性と2人きり、正面を向きながら話し合っていく、生まれて初めての経験に緊張感もさらにアップでした。
相手はとても丁寧な接し方をしてくれるものだから、安心感を持つこともできました。
カフェの後はぶらぶらと散歩をする形で、ウィンドウショッピングなどを楽しんできました。
その後は食事を一緒にすることになり、高級な洋食屋さんでステーキを食べながらそこでも楽しく会話をすることができたのです。
楽しい時間と言うものはあっという間に過ぎてしまうもので、この関係を終わらせる時が来てしまいました。
本当に恋人との関係を楽しんだような気がして、大満足の高揚感に包まれている自分がいました。
しかし、別れる際に支払いが待っていました。
3時間のデートで相手に対して支払った金額が三万六千円…1時間6千円で出張料が3千円、食事代が1万5千円…この支払いをした時究極に虚しい気分に襲われてしまったのです。
さっきまでは初めてのデートで物凄い盛り上がりを見せていたのにもかかわらず、何だかこの支払いをすることで惨めな気分となってしまったのでした。
こんな大金を支払って自分はなにをやっているんだ…とっても寒い気持ちになってしまったのでした。
最初はとても楽しかった時間だったのだけど、お金というものを支払うことによって、無味乾燥な関係を楽しんでしまったことが痛感できてしまったのです。

彼女できないからレンタル彼女を利用

偶然テレビで見かけたレンタル彼女というサービス、気になってすぐインターネット検索をしていきました。
ホームページにはデートの経験を積むだとか、マンネリを解消していくらとか、心のリハビリだとか、さまざまな事が書かれていました。
理由はともかくとしてもデートをすることができるのだから、彼女できない自分には全く問題がないサービスに感じられたのです。
利用方法も登録して、タレントさんの一覧から相手を選んでアポを取ってデートも日取りとかやり方などを決めていく、たったこれだけの事で初デートが叶うのです。
利用料金はかなり必要となってしまいますが、奇麗な女性とデートをするチャンスでもあります。
この1回限りに金を使っても損はないと思うことができたので、早速登録していく事にしました。
タレント一覧には素晴らしい女性たちが掲載をされていまして、その中から相手を選ぶことができるのです。
思いっきり好みの童顔の女性を選び出して、デート申し込みフォームから申し込んで行きました。
これだけでも物凄い緊張感とドキドキ感、掌にはうっすらと汗までかいていました。
まずはオペレーターの方からデートの確定のメールが届いて、その後はタレントの方からメールがやってきました。
本当に恋人同士でデートプランを考えているような、そんな気分になれて人生で初めての高揚感に包まれていました。
デートプランや日にちも決まって、いよいよ会う約束となっていったのです。
約束の当日、相手の女性と無事に対面することができて心臓が張り裂けそうになりました。
とってもチャーミングな女性で、オシャレな服装で着飾っていて素晴らしい人と出会えたとその場で高取りをしてしまいそうになってしまったのです。
そして待望のデートが開始となりました。