MENU

 最初に決めたデートプランの通りにまずはカフェでお茶を飲みながらお喋り。
こんなにキュートな女性と二人きりで正面切って会話をするなんて初体験でした。
ドキドキしてなかなか顔を上げられないけれど、彼女の方は慣れた様子で優しい微笑みを浮かべながら会話をしてくれます。
物凄い幸せな気分を味わっている自分がいました。
とにかく、笑顔がチャーミングで心を鷲掴みにするような魅力を讃えているのです。
こんな女性と2人きり、正面を向きながら話し合っていく、生まれて初めての経験に緊張感もさらにアップでした。
相手はとても丁寧な接し方をしてくれるものだから、安心感を持つこともできました。
カフェの後はぶらぶらと散歩をする形で、ウィンドウショッピングなどを楽しんできました。
その後は食事を一緒にすることになり、高級な洋食屋さんでステーキを食べながらそこでも楽しく会話をすることができたのです。
楽しい時間と言うものはあっという間に過ぎてしまうもので、この関係を終わらせる時が来てしまいました。
本当に恋人との関係を楽しんだような気がして、大満足の高揚感に包まれている自分がいました。
しかし、別れる際に支払いが待っていました。
3時間のデートで相手に対して支払った金額が三万六千円…1時間6千円で出張料が3千円、食事代が1万5千円…この支払いをした時究極に虚しい気分に襲われてしまったのです。
さっきまでは初めてのデートで物凄い盛り上がりを見せていたのにもかかわらず、何だかこの支払いをすることで惨めな気分となってしまったのでした。
こんな大金を支払って自分はなにをやっているんだ…とっても寒い気持ちになってしまったのでした。
最初はとても楽しかった時間だったのだけど、お金というものを支払うことによって、無味乾燥な関係を楽しんでしまったことが痛感できてしまったのです。